コラム:【介護福祉士としての決断】
【介護福祉士としての決断】… あえて「布担架」を使わない理由
皆様こんにちは。福祉タクシー ミツワです。
今回コラムという形で皆様に発信させていただきます。(今後、連載されるかは未定ですが…)
福祉タクシー ミツワは国家資格である介護福祉士が運行する福祉タクシーです。
単に資格を所持してるだけではなく、通所介護からショートステイや特別養護老人ホームまで求められる介護技術は様々ですが、それぞれ違う中で培った実務スキルを強みとしています。
日頃、ソーシャルワーカー様やケアマネージャー様からご相談をいただく中で、「安全に対するこだわり」についてお話をすると深く納得していただける事があります。それが…
ミツワではあえて「布担架を取り扱わない」という決断です。
1.なぜ布担架を使わないのか?
お部屋からの移動手段として布担架を取り扱う業者様も多くいらっしゃいます。
ミツワもストレッチャー(寝台)を完備しておりシーツを用いた安全な移乗技術は確立しています。
しかし、ご自宅の環境(外階段や建物内の間取り)によっては「布担架」を使わないと入室・搬送ができないケースがあります。
ミツワではこれまでの施設介護での経験から、布担架を含む担架を取り扱う機会がほぼない事から二次被害(リスク)を最優先に考慮した結果、確実な安全が担保できない布担架での危険な搬送はあえてお断りをするという選択をしています。
これは「安易かつ軽率な知識でお客様の大切なお身体を危険にさらさない(軽視しない)」という強い責任感による答えです。
2. プロとしての「確かな使い分け(二極化)」のご提案
医療ソーシャルワーカー様やケアマネージャー様からのご依頼やご相談に対して、患者様・利用者様のお身体の状態や環境に応じてミツワと「民間救急様」を明確に使い分けていただく事を推奨しています。
・[民間救急様]へ依頼すべきケース
医療用酸素の使用や看護師同乗といった「医療的ケア」を要する搬送。または、救命救急出身のプロだからこそ安全に行える「布担架等を含む担架を用いた高度で特殊な搬送」
・[介護福祉士のミツワ]へ依頼すべきケース
ご利用時に必要とする車椅子からティルトリクライニング車椅子・ストレッチャーの福祉用具の選定や移乗介助から車椅子によるご自宅の外階段での対応、そしてご自宅でのベッドやソファーへの「生活同線における移乗介助」
お互いの専門領域やプロとしての役割を明確にすることこそが、大切な患者様・利用者様にとっての安心に繋がると考えています。
3. 移乗介助は、介護福祉士の「絶対的な培った技術」
特殊な布担架搬送を行わない代わりに車椅子等からベッドへの「移乗介助」においては、介護施設経験があるからこそ確かな技術と安心での移乗介助が可能となります。
介護施設の現場では毎日何度も麻痺や拘縮のある方から全介助の方まで離床・臥床の移乗介助含む生活全般の支援をおこなってきました。
・急な受診で病院到着時に車椅子の乗り移りが必要なとき
・退院時、ご自宅に到着した後の車椅子を使った昇降対応
・ご自宅内での車椅子からソファーやベッドでの乗り移るとき
どのような場面でもお客様の身体状況に合わせた最適な福祉用具の選定から、各種介助までお客様目線で的確に対応いたします。
さらにミツワでは車両乗車時や移乗介助後は、必ず座位姿勢のポジショニング確認を徹底しています。ただ座るのではなく快適に安全に利用していただくのも介護現場を経験してる介護福祉士の技術です。
最後に…
点と点を一つの「線」で繋ぐために
医療ソーシャルワーカー様からは「病院からご自宅までのご利用依頼」
ケアマネージャー様からの依頼では「ご自宅から病院までの受診でのご利用依頼」
その一つ一つの点と点を、福祉タクシーミツワではひとつの【線】につなぐ
これからも地域に根づき、お客様に寄り添い「支える」を大切にする福祉タクシーミツワであり続けます。
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